保育士・幼稚園教諭を目指している方で、
「ピアノが弾けないけど、保育士になりたい!」
「ピアノが弾けないから諦めようかな~?」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実際ピアノ超初心者の私が幼稚園で働くことができたので、“ピアノが苦手”という理由だけで、保育士を諦めないでくださいね!
ピアノが弾けなくても大丈夫な園もあれば、ある程度必要な園、音楽に力を入れている園・・・様々あります。
実際の保育現場ではどれくらいピアノが必須なのかお話ししたいと思います。
目次
現役保育士の私のピアノレベルは?
ちなみに私のピアノレベルは初心者です。初めて本格的にピアノを触ったのは短大(保育士・幼稚園教諭の資格取得)でのピアノの授業。それまで、鍵盤のドレミの位置はなんとなくわかるけど、フラット、シャープってどこ?譜面は一つずつ読んで書き込まないと全く読めないレベルでした・・・。
授業では右手も左手も言う事聞かず、上手く弾けない、楽譜も読めない、全然上達しない・・・イライラ(笑)
それでも空き時間にピアノの練習をしたり、キーボードを買ってお家で練習したりしていくうちに少しずつ少しずつ弾けるようになっていきました。
実際に就職してからも、仕事の合間にピアノを弾いたり、コツコツ練習をしていました。
未だに、楽譜に音階を振ったり、左手はなるべく簡単(弾く音を減らす)にしたり、分からない曲はYouTubeでリズムを覚えたり…試行錯誤しながら苦手なピアノと向き合っています。
年少さんが歌うような短めの歌は30分くらい練習すると弾ける、年長さんが歌う歌は1週間くらいコツコツ練習して弾けるくらいのレベルまでやっときた所です(笑)
まだまだ初心者レベルですが、なんとかやっていけます★
現場ではどれくらい弾く?
一言でいうと・・・園によっても様々です!
- 全く弾かない園
- ある程度必要な園
- 音楽に力を入れている園
私が勤めてる幼稚園では?
朝の歌、お当番の歌、季節の歌、お給食の歌、お帰りの歌は必須!季節の歌は担任のペースで新しい曲を取り入れるのですが、いつも同じ歌だと子どもたちが飽きてしまうので月に2~3曲、歌えるように練習しました。
私が一番苦労したのは発表会のピアノ伴奏です。特に年長さんになると曲が難しいので発表会の2か月前から練習しました。本番も生演奏なので1年の行事の中で一番イヤでしたね・・・(笑)
多分これくらい弾く園が一般的だと思います♪
ほとんど弾かない園
友達が勤めている保育園は全く弾かない園でお部屋にもピアノがありません。わらべ歌や手遊びがメイン☆彡
子どもの歌を歌う際はCDを使ったりしているそうです。
ピアノが苦手な人にはお勧めですね!
音楽に力を入れている園
音楽に力を入れている園は、ピアノレベルも高め!ある程度の経験がないと就職してから苦労します・・・。音楽発表会があったりと、合奏のレベルも高いので、ピアノ以外の楽器の演奏も求められます。
就職試験の条件に、「ピアノが得意な方」「音楽が好きな方」など書かれていることが多いので、ピアノが苦手な人は求人の条件を確認しましょう!
弾けないよりは弾けるほうが絶対にいい!
実際に働いてみて感じるのは、弾ける方が確実にいいです!
なぜなら、就職先の幅も広がりますし、保育現場で役に立つのは間違いないです。また、働きながらピアノの練習をするのはなかなか大変なので学生の方は特に今のうちに練習をしておく事をおススメします!
保育園、幼稚園選びの幅が広がる
と言うのも、ピアノだけで働く園を決めるわけではないですよね?自分に合った保育の内容や環境、そして福利厚生が整っている所で働きたいですよね!
ピアノが弾けるとその分、園選びの幅も広がってきますよ!
保育の幅が広がる
子どもたちの興味を引かせる時、お片付けの時、ゲームをするとき、何かとピアノが登場する場面って多いんです。
ちょっとした時に、サラッと弾けるようになるとよりメリハリをつけた保育ができますね!
まとめ
私はピアノが弾けるようになるまでは、なかなかの苦痛&ストレスでした(笑)でも、コツコツ練習していくと、弾けることが楽しいと思えるようにまでなったのです♪
園によってはCDでもいいところもありますが、ピアノだと音量や音色を変えたり、テンポを変えたりと色々とアレンジできるので子どもたちも楽しんでお歌を歌ってくれますよ☆
苦手なことに挑戦するのはなかなか大変ですが、自分なりに工夫してみたり、同僚に教えてもらったり少しずつ克服していきましょうね!
ちなみに、ピアノが苦手な人でも弾ける楽譜は沢山あります♪音名がふってあるのもがおススメです(*’ω’*)この楽譜は私も愛用していました。
こちらのブログにピアノが苦手な方におススメの子どもの曲の楽譜について書いているのでぜひ参考にしてみてくださね!